中でもこの"motter tektura"。かつてのAppleや、Reebockが使っていたフォントです。
いわばフォント界の「絶滅危惧種」。
レトロフューチャーっぽいというか、インパクトとアクセントが両立されていて個人的にも好きですね。

いわばフォント界の「絶滅危惧種」。
通常の文脈に使用するのはなかなか難しいフォントですが、タイトルワークやネーミングにはなかなか便利なフォントです。加えて上記のような超有名企業の社名に採用されてきた実績があり、さらにその中でもAppleについては黎明期のビジュアルアイデンティティ形成において重要な役割を果たしたようです。というのも、同社が企業ロゴにこのフォントを採用したときに、リンゴのかじり跡をTekturaの丸みがかった「a」の字形にフィットするように仕上げたそうで、その後フォントがTekturaから変更になっても、かじり跡のカーヴは変わりませんでした。
そんな輝かしいエピソードまで持つTeKturaがなぜ今レギュラーフォントにラインナップされていないのでしょうか。
記事によると、写植文字時代とデジタルフォント時代のちょうと端境期に登場したフォントのようで、作者によるデジタル化がなされたなっかことが原因とか。
検索するとちらほらダウンロードできるサイトがあるようですが、なにせデジタル化が認可されていないフォント故に、商業利用は厳しいんでしょうね。

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